
パッキンをいちいち外して洗うのめんどくさい!



そんな時は“パッキン一体型”のボトルが便利!
フタとパッキンがセットになった“パッキン一体型”のステンレスボトル。
取り外しの手間をなくすだけでなく、付け忘れによる漏れ防止などにも効果的でとても便利です。
そんな“パッキン一体型”のボトル、象印、THERMOS、そしてタイガーと大手のステンレスボトルメーカーがこぞって商品化して注目を集めています。
各社の特徴を比較して紹介します。
- パッキン一体型のメリット・デメリットを知りたい
- 自分に合ったパッキン一体型ボトルが欲しい
- パッキン以外の特徴も比較したい
パッキン一体型のステンレスボトルとは?
パッキンは水筒を洗う時の一番のネック。
パッキンが一体化すればパーツも少なくなり、洗う際の手間も大幅に少なくなります。
パッキン一体型の特徴・メリット
- 洗う時の手間を軽減
- 付け忘れ等による漏れの防止
- 複数ボトルがある時のパッキンの迷子・パッキンパズルを防止
洗う際の手間を軽減する
これが一番のメリットですね。
何より洗うのがマイボトルで一番めんどくさいこと!



外すのもめんどいし、小さくて洗いにくいし、乾かすのもめんどいし……



でもずっとパッキンつけたままだとカビとか怖い……
パッキン一体型ならつけたままでOK。
そのまま洗えるというのは大きなメリットです。
パッキン一体型なら食器洗い機で洗う時もラク!
パッキンはそのまま食洗機に入れると水流で吹き飛んでしまいますので、小物かごを使う必要がありました。
パッキン一体型ならそういった手間もなくなるので、食洗機での利用もノーストレス。



食洗機対応のパッキン一体型ボトルもたくさんあるのでおすすめです
付け忘れなどによる漏れを防止する
うっかりパッキンを付け忘れたままフタを閉めて、カバンの中がビシャビシャ!
なんて事故もパッキン一体型なら起こりません。
付け忘れていなくても、きちんとはまっていなかったりねじれていたりして、途中で漏れる事故は起こりえます。
パッキン一体型ならそんな危険もなく安心ですね。
パッキンの迷子やパッキンパズルからの解放
パッキンは小さいので、外して洗ったり乾かしたりした後にどっか行っちゃった!なんてことも起こりがち。
また複数のボトルをまとめて洗うと、どれがどの水筒のパッキンか分からなくなる「パッキンパズル」に苦労したり。
パッキン一体型なら洗う時だけじゃなく、洗った後の手間もなくなります。
パッキン一体型ボトルの不満点は?デメリットと対策
パッキン破損時の交換方法
- パッキンを交換したいときはどうするの?
-
ふたユニットごとの交換となります
パッキン一体型はパッキンを取り外せないので、パッキンのみの交換ができません。
なのでもしカビや破損で交換したいときもふたユニットごとの交換となるため、ちょっとだけ割高になるかも。
しかしそんな数百円程度のデメリットくらいしかありません。



着脱の際の破損・劣化も抑えられるため、通常のパッキンよりも長持ちするかも?
パッキン外せないけど不潔じゃない?
- パッキンが取り外せなくても隅々まで洗える?
-
ちゃんと洗えます。しかし洗いやすさは商品ごとにさまざまです。
パッキンを外して隅々まで洗いたい!という人にとっては、取り外せないことできれいに洗えないのではないかと思うかもしれません。
実際にそのようなことはなく、パッキンがついたままでもきれいに洗えます。
しかし洗いやすいかは商品次第。
スポンジでそのまま洗えるものもあれば、小さなブラシで隙間を洗わないといけないものまでいろいろです。
パッキン一体型によるデメリットは?
パッキン一体型は取り外せないため、パッキンのみの交換ができません。
そのため部品交換の際はパッキンのみよりも数百円程度の割高になる可能性も。
ただ逆に言えばその程度のデメリット。
繰り返し取り外し洗いをすることがないため、パッキンの破損自体も少なく長持ちすると考えられます。
大手メーカー製パッキン一体型ボトルの比較
続々増えているパッキン一体型のステンレスボトル。
大手メーカーからは
- 象印マホービンの「シームレスせん」
- THERMOS(サーモス)の「まる洗ユニット」
- タイガー魔法瓶の「らくらくキャップ」
が発売されています。
象印「シームレスせん」の特徴
- フタの種類が多い
- サイズの種類が多い
- デザインの種類が多い
- 口径が広い
象印シームレスせんの特徴はなんといっても種類の多さ!
シームレスせんはかなり多彩なラインナップです。



全部で何種類あるかわからないほどのラインナップ。
お気に入りのものが見つかります。


フタの種類が多い
シームレスせんのフタのタイプは4種。



フタごとに作りが違うにもかかわらず、このすべてがシームレスせんとしてパッキン着脱不要!
それぞれのシーンで使いたくなる便利さです。
サイズの種類が多い
サイズの多さもポイントの一つ。
冬だから小さくて軽いほうがいい、夏の熱中症対策に大容量が欲しい、といったニーズに細かく対応できます。
デザインの種類が多い
デザインも多彩。
カラーバリエーションはもちろん、イラスト付きだったり、専用カバー付属だったり、スポーツタイプだったりと、たくさんの中からお気に入りのデザインを選ぶことができます。
口径が広い
シームレスせんの本体ボトルはどれも広口になっています。
飲み物はもちろん、夏には大きめの氷を丸ごと入れられます。
それに洗う時も便利。
特にハンドルタイプ・フリップタイプは飲み口が狭まっていないので、スポンジをそのまま手で入れて洗うことができます。
サーモス「まる洗ユニット」の特徴
- 食器洗い機が使用可能
- 栓ユニットが分解洗浄でき、すみずみまで洗える
サーモスの「まる洗ユニット」はサイズ・カラー展開こそ限定的でシンプルなものばかりですが、
- 食洗機使用可能
- 栓ユニットが分解洗浄できる
といった使いやすさを考えられたステンレスボトルです。



特に洗うのがめんどくさいと思っている人におススメです


食器洗い乾燥機で洗える
ステンレスボトルは温かいものも冷たいものも大丈夫な「保温保冷両対応」の商品が増えているため、食洗機で洗っても平気に思えますよね。
でも実際は大手メーカーの一部を除き、食洗機非対応の商品がほとんど。ふたも本体もNG。
しかし「まる洗ユニット」のボトルは本体・フタともに食器洗い乾燥機対応モデルです。



多くのステンレスボトルは食洗機NG!
でもまる洗ユニットなら全部食洗機におまかせ
栓ユニットが分解できて手洗いも便利
じゃあ食洗機が無かったらメリットは薄いの?
そんなことはありません。
まる洗ユニットは栓ユニットが分解できるため、細かいところもスポンジ一つで手洗い可能。



フタ・パッキン用に小さいブラシを用意する必要もありません!
タイガー「らくらくキャップ」の特徴
- とても軽い
- 食器洗い機が使用可能
- なめらかコーティング
- カラー・サイズが豊富
タイガーのステンレスボトルは最軽量クラス!
重くてマイボトルを持ちたくないという人にピッタリです。
もちろんサイズ展開・カラバリも多数!



荷物にならないので通勤通学にとっても便利!


とても軽い
タイガーのボトルはとっても軽い!
マイボトルをやめてしまう原因の一つが“重さ”。
タイガーのボトルなら軽くて荷物の負担になりません。



実際に持ってみるとびっくりする軽さです
食器洗い乾燥機対応
タイガー「らくらくキャップ」も本体・フタともに食器洗い乾燥機対応モデルです。
パッキン一体型はパッキンを外して小物かごに入れて……という手間もないので、普通の食洗機対応ボトルよりさらにラクです。
コーティングがなめらか
内部コーティングがとても滑らかなのもタイガーのボトルの特徴。
飲み口は口当たりがよく、マグカップ並み。
また汚れも付着しにくく、いつも綺麗です。
どのメーカーも内部コーティングがされていますが、タイガーのボトルはワンランク上の滑らかさです。
サイズ・カラーも充実
200mlから600mlまで複数のサイズ展開。
ちょい飲みから長時間の利用までニーズによって使い分けられます。
カラーバリエーションも多数。
落ち着いたデザインで男女問わず使えますね。
パッキン一体型ボトル比較表
![]() ![]() シームレスせん (象印) | ![]() ![]() まる洗ユニット (THERMOS) | ![]() ![]() らくらくキャップ (タイガー) | |
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フタの種類 | スクリュー・ワンタッチ ハンドル・フリップ | 4つスクリュータイプのみ | 1つスクリュータイプのみ | 1つ
サイズ展開 | 多数 | 3種 | 5種 |
デザイン | 多数 | 1種(カラーは3色) | 1種(カラーは多数) |
食洗機 | 食洗機不可 | 食洗機対応 | 食洗機対応 |
手洗い | 広口で洗いやすいタイプも | フタが分解洗浄可能 | 従来品と同じ |
その他特徴 | 子供向けなど幅広い展開 | ー | 最軽量 |
比較するとそれぞれに特徴があり、どれかが突出して優れているわけではありません。
また価格も大きな開きがありません。
使うシーンに応じて選ぶのが正解です。
- スクリュー以外のフタがいい
- いろんなデザインから選びたい
- 子供に持たせたい
- シンプルなデザインでいい
- 食洗機を使いたい
- フタの隅々までキレイにしたい
- 軽いボトルがいい
- 食洗機を使いたい
- サイズやカラーを細かく選びたい